会社紹介
代表挨拶
Thrombo
Translational
Research
Lab Inc.
血栓形成のメカニズムを探求し、
より深く理解することで、
血栓がかかわる病気の診断と
治療の発展に貢献します。
私は今日までの約36年間、国内製薬企業と米国スクリップス研究所を経て、血液内に起こる血栓形成メカニズムに関する研究を行ってきました。血栓は人の生命維持に欠かせない物質ですが、時に生命を脅かす存在となって表れます。主に心筋梗塞や脳梗塞が代表例ですが、最近は災害避難所等で起こるエコノミークラス症候群もその一つです。
私が血液、特別血栓の研究に関心を持ったのは、まだ学生だった頃に実父を心筋梗塞で失ったことに始まります。以来、血栓研究に没頭できる環境を得て今に至っていますが、私のライフワークとなったこの研究に導いてくれた父に、ある意味で感謝するばかりです。
血栓形成のメカニズムを学び始めて驚かされたのは、科学が進んだこの時代にあってもなお、解明されていない血液が固まる機構が存在するということです。すなわち血栓がかかわる疾病に対して、まだ十分な診断や治療する余地が残されていることを意味しています。更に日本は高齢化の現実に直面しており、血栓に関わる疾患(血栓症)の患者様はまだまだ増えることは間違いありません。
私はこうした血栓症で苦しむ方々を100%とは言いませんが、80%は減らせる、或いは減らさなければならないと考えています。そのためにも私が得た知見や技術を、血栓症克服のために社会実装化して、皆様のお役に立ちたいと願い弊社を立ち上げるに至りました。私がスクリップス在籍中に熊本地震が起こり、多くの尊い命が失われ、また避難所において災害関連疾病に臥された方が多いと聞きました。血栓研究の場を与えていただいた熊本の地で、そして地震復興を目指すこの熊本の地で、血栓症を克服する仕事ができる幸せを感じています。
皆さま方のご支援を宜しくお願いいたします。
代表取締役社長 神窪勇一
会社沿革
会社情報
南熊本駅(豊肥線)から徒歩1分
来客用駐車場あり(施設入り口から向かって右側)